よくある誤解よく「あら探しが好き」と言われる。実際には、あなたは早めに時を告げる役なのだ。起こされるのが好きな人はいないが、誰かが起こさなければならない。嫌がられたときは、それとあなたの言ったことが間違っているかどうかは別の話だと覚えておこう。
もっと深く酉酉(とり)は酉の刻、夕方五時から七時にあたる。仕事を終え、決算をし、一日を点検し終える時間帯だ。伝統の中で鶏は時を告げる動物で、時を告げるとは正確であることだ。時が来たら告げる。聞きたい人がいるかどうかに関係なく。こんなところで見てとれる。あなたには、まだそろっていないところが見え、見なかったふりをするのが難しい。話し方が率直で、あとになって相手が責められたと感じていたことを知る。自分への要求は人への要求よりずっと高いのに、周りが先に感じ取るのは後者のほうだ。流れに乗っているとき、酉の人は基準を保つ人だ。あなたがいなければ、多くのことが少しずつ滑り落ちていき、誰も気づかない。好かれる役ではないが、組織にこの役がいないと、あっというまに崩れていく。行き詰まるとき、正確さはあら探しに変わる。そのものさしが、重要でないことも含めて、あらゆる人のあらゆることを測りはじめる。あるいは自分に向かい、いつまでも「あと少し足りない」になる。酉の人にとって最も実際的な課題は、どれが言う価値のあることかを見分けることだ。あなたの観察はどれも正しい。けれど、正しい観察のすべてを今言う必要はない。言わずにとっておいたぶん、あなたの言葉は重みを増す。