よくある誤解恋人はよく「恋が始まる」と読まれる。だが語っているのは選択と結びつきだ。ひとりの人を選ぶ、ひとつの道を選ぶ、あなたが望むひとつの価値を選ぶ——そしてその選択を引き受ける。恋愛はその選び方のひとつにすぎず、唯一ではない。
もっと深く恋人教皇が五で与えられた決まりなら、恋人は六で自分で選ぶ。カードでは男女が天使の下に立ち、背後には二本の木——生命の木と知恵の木がある。これはエデンの園の構図で、要は一匹の蛇だ。知恵が来れば選択が来て、無垢の状態は終わる。小アルカナの6は均衡の回復だが、大アルカナの同じ数は二つの独立したものが自ら望んでひとつに結びつくことだ。あなたがそれと気づくのは、本当に決めなければならない瞬間、ある人と「一緒に行くかどうか」の関門に来たとき、そして両方ほしいというのは実はどちらも選んでいないのと同じだと気づいたときだ。このカードが語るのは価値だ——何を選ぶかが、あなたが誰かを語る。うまく流れているとき、恋人はもっとも本物の状態だ。双方がかみ合い、選択が自分と一致し、関係に一体感がある。行き詰まるとき、その問題は選ばないことだ——二本の木のあいだに立ち続ける、他人に決めさせる、あるいは選んだのに選ばなかったほうをずっと振り返る。上にいる天使は祝福しに来たのではない。念を押しに来たのだ。この一歩のあと、あなたはそれに責任を持つことになる。