もっと深く数字 55 は 1 から 9 のちょうど真ん中に立っているので、どちらの側にも属さない――落ち着いた前半でも、収穫の後半でもない。真ん中という位置が、5 にとても特別な役目を与えた。転換だ。それまでに積み上がったものを崩し、並べ直せるようにする力である。だから 5 の落ち着かなさは欠陥ではなく、仕事の中身なのだ。こんなところでそれに気づく。計画が崩れたとき、最初に湧くのは苛立ちではなく、少しわくわくする気持ちだ。同じ仕事を三年目まで続けると、体がじっとしていられなくなる。やったことを後悔することはめったになく、行かなかった場所を後悔することのほうが多い。うまくいっているとき、5 はシステムを硬直から救い出す人だ。人には見えない代わりの道が見える。もともと今の道を唯一のものとは思っていないからだ。行き詰まるときの姿は二つある。ひとつは自由を逃避に変えること――深く入りそうになるたびに場面を変え、三十歳で積み上げたものが二十歳とあまり変わらない。もうひとつは刺激を生きている証拠にすることで、必要な量がどんどん増えていく。5 の課題は落ち着くことではなく、内側が十分に複雑なことをひとつ見つけることだ――その中にいるだけで新しいものに出会い続けられるほど複雑なら、物事ごと取り替えて新鮮さを得る必要はない。