歳破の定義は、完全に暦から来ている。今年の十二支がどの方位にあるか、その真向かいが歳破だ。二〇二六年は丙午の年で、午は真南にあるので、歳破は真北になる。これは九星とは関係がない――別の層の規則で、同じ盤に描かれているだけだ。
冲という考えは中国の暦のいたるところにある。十二支が六つ離れていると冲で、二つの力が正面からぶつかり合うことを表す。ぶつかり合うのは破壊ではなく、互いに打ち消し合うことだ――冲される方向に力を入れると、力の一部が吸い取られやすい。
だから歳破の実際の意味は災難ではなく、効率の目減りだ。期間が長くなるほど目減りの積み重ねがはっきりする。引っ越しには効き、出張には効かないのはこのためだ。この仕組みがわかると、この規則は実はとても穏やかなものだとわかる。