もっと深く命宮十二宮は十二の独立した区画ではなく、命宮を原点として配置された座標系だ。命宮の位置は生まれ月と生まれた時刻で決まり、残りの十一宮は決まった順序で十二支を逆向きにたどって並ぶ――だから盤全体の意味は、すべて命宮を基準にしている。ここから、命宮が本当に語っていることがわかる。「あなたの運勢」ではなく、あなたという機械の初期設定だ――何かが起きたとき最初にどう反応するか、どんなやり方で世界を理解するか。それは視点であって、結果ではない。伝統的に命宮は対宮(遷移宮)と組にして読まれてきた。人が自分をどう見るかと、外からどう見られるかは往々にして同じではなく、しかもどちらも本当だからだ。命宮に主星がないこと(命無正曜)も悪いことではない。この機械の初期設定を対宮から借りるというだけだ――そういう人は、家の中より外にいるときのほうが自分が誰かをはっきりわかっていることが多い。