二黒土星は南西に座し、坤の卦に対応する――大地、母、万物を載せて支える側面だ。坤は易経の中でもっとも柔順で、もっとも厚みのある卦だ。自分からは動かないが、あらゆるものがその上に置かれる。だから二黒のテーマは受け身ではなく、受け止めることだ。
この星はあなたの中でこんなふうに現れる。人が下ろしたものを、感情も含めて自然に受け止めてしまう。着実に一歩ずつ進めるタイプで、急ぐとかえってうまくいかない。手柄を争うことはあまりなく、そのぶん当たり前のように扱われやすい。
順調なとき、二黒はみんなの地面だ。あなたがいれば物事はばらばらにならない。そしてこの価値は、あなたがいなくなったときに初めて見える。行き詰まるとき、受け止めることは溜め込みに変わる――受け止めるべきでないものまで何でも受け止めて、声もなく恨みに変わっていく。伝統は二黒を土の鬱結と結びつけるが、その鬱は憂鬱ではなく、詰まりのことだ。入ってくるものが出ていくものより多い。だからこの星で練習すべきなのは、もっと背負えるようになることではなく、断れるようになることだ。