よくある誤解「正財のほうが偏財よりいい」とよく聞く。安定しているからといって、多いわけではない。正財がつかさどるのは見通せることで、規模ではない。二つにはそれぞれの長所があり、どちらが勝ちという話ではない。
もっと深く正財正財は自分が剋すもので、陰陽も同じ。偏財との違いは安定性だ。偏財は流れていくチャンス型のお金で、正財は固定された見通しの立つお金だ。給料、家賃収入、長く付き合う顧客。十神の理屈では、陰陽が同じだと作用する力は比較的穏やかになる。異なるもの同士のように強く引っぱり合うのではなく、持続的に、ゆっくりと、長く保てる。これこそが「正」の意味だ。道徳的に正しいということではなく、構造としてより安定しているということだ。伝統では正財を妻や実直さとも結びつけている。実際の読み方としては、これを守り固める力ととらえることだ。正財が強い人はたいてい貯められ、勘定が確かで、無駄遣いをしない。その代わり、ときに慎重すぎて、チャンスが見えていても動けないことがある。だから正財に最も必要なのは、思い切ってリスクを取る面と組み合わせることだ。