もっと深くルナールナーの権威はリフレクターにだけ現れる——九つのセンターがすべて開いているので、答えを出せる固定の場所がひとつもない。その代わりにあるのが時間だ。月がひと巡りするのにおよそ二十九日半かかり、その間にすべてのゲートが順に起動する。だからあなたの決定の仕組みは、同じ問いにまるまるひと巡りを通らせることだ。あなたはこんなところでこれに気づく。同じことでも今週と来週でまったく感じ方が違い、しかもどちらもとてもリアルだ。一緒にいる人が違うと、あなたも違う人になる。その場で決めるよう求められると、出す答えはたいていその部屋の答えであって、あなたの答えではない。うまくいくとき、この仕組みは他の人にはできない完全さをくれる。一か月待ったあとのあなたの明晰さは、誰にも一週間では出せないものだ。行き詰まるときには、外の世界のリズムに押されて早めに決めてしまい、次の部屋で後悔する。だからやり方はこうだ。大きな決定は日付を書き留め、一か月後にもう一度見る。その間、あえていくつか違う場で考えてみる。その一か月は先延ばしではなく、サンプリングだ。