これは暦そのものの書き方です。年・月・日をそれぞれ二文字で記し、その日の当番を添えます。上のよい刻や宜忌は、すべてこれらの字から引いています。
- 年柱乙巳
- 月柱丁亥
- 日柱辛卯
- 定の日定は物事を定める日。話がついたことは書面にするのに向きます。
- 玄武玄武が当番。見えない所の事が多い日。帳簿も物も言葉も、よく確かめてから渡して。
出典建除十二直・値日神・冲殺・納音は月支と日柱から表で引く。吉時の天乙貴人は日干から、黄道・黒道十二神は日支から配する。節気は天文台の時刻表、旧暦は ICU の中国暦で換算。時刻は台北時間(UTC+8)。
昔の暦は毎日二つの忌みを載せていた。一つは日の天干から、もう一つは地支から決まり、同じ日なら誰にとっても同じだ。清朝の官撰『欽定協紀弁方書』はこれを「世俗の言い伝え」に分類していて、理屈で説明できるものではない。原文は各条のあとに、守らないとどうなるかを一句続けているが、ここでは最初の四文字だけを載せる。戌の日の一条は昔の食習慣の話で、今の暮らしには合わないので載せていない。守るかどうかはあなたが決めればいい。
- 辛不合醬昔、辛の日には味噌や醤を仕込まなかった。今では気にするのは主に自分で漬物や醤を作る人だ。
- 卯不穿井昔、卯の日には井戸を掘らなかった。今で言えば、井戸を掘ったり地下の配管に手をつけたりしない、ということだ。
出典『欽定協紀弁方書』巻三十五〈附録・百忌日〉(1739)。二つの字は現行の字体に改めた(竈→灶、牀→床)。